素材本来の本分とテレパシーについて

素材感ってすごく大事

この世界ではいろんなものを
人工的に作り出せるようになりました

別にプラスチックが悪いとは言いません

でも本分があります

プラスチックにはプラスチックの使い方を

ガラスにはガラスの使い方

ビニールにはビニールの使い方

WSLは素材感を大切にしています

その考え方はそのままシムコノイエでも共通です

石には石の本分があるし

もちろん木には木の使い方があるから

イサムノグチが石と会話して
彫刻をしていたように

実はみんなそれができる

ただその声を聞こうとしないだけ

気のせいではありません

あなたへのささやき

それは音声として聞こえるものではないと

私は認識しています

むしろテレパシーのように

直接脳にやってくる

耳で聴くものではなく

直接脳に、あなたに語りかけるもの

花達の喜び

木々の躍動

時に虫達のざわめきも

虫の知らせって言いますしね

日本人ならわかるはず

その価値観を共有できるはずです

そんなことあり得ないと否定すると

何も聞こえません

でもそういうものなんだ

と広い心でおもえばそうなります

単に自然素材とは言いません

でも自然素材が一番ヒトにとって

豊かさをもたらしやすい材料だから

だからWSLでは素材にこだわっています

そしてシムコノイエではその素材感を

日常に使えるように考えています

シミも汚れもつきやすいけど

でも味わい深い自然の天然の素材たちは

ミミックのイミテーション素材の
みすぼらしさはありません

なぜなら素材本来のエイジングをしていくから

そこには素材としての価値があり

素材自体の誇りがあります

彼らが喋れるならきっと

自らの生い立ちを誇り

その傷や色味の変化もまた誇りや誉として

自らを賞賛するでしょう

それはそこに住む私たちを賞賛することにもなります

そして住まわせていただいている私たちも
自らを賞賛しましょう

日本人はなかなか苦手ですが
もっと自分を褒めていきましょう

素敵な一日を