耕すこと・星と静寂と暮らし 肥前諫早より

土と植物と
そして大気や水

そこにある栄養素

そして神々しい彼らの力

大地に鍬をいれると
いろいろなことをおもいます

今の農業を全否定などできません
この人口を賄うためには大切な仕事

でももっと一人一人が
家族単位で考えてもいいとやはり思います

ここ肥前諫早長崎で一人一人が何ができるのだろう

畑に鍬を入れながらいろいろとかんがえました

世界的に人間は考えることを安易に
めんどくさく感じるようになってきたと思います

自分で考えて動いて気づくことが少なくなりました

単純な映像の刺激に取ってかわられ
なんでも楽に手に入れることを求められて

果たしてそうでしょうか?

もちろんこれを読んでいる
あなたは違うのではないでしょうか

秋分も過ぎ長崎はくんちの時期を越えました

これから秋も深まり
あの暑さも忘れ去られていきます

そうやって季節は巡り
新しい芽が出てきます

私たちがどうであろうと
彼らは芽を出します

そう、あのコロナ禍の
ロックダウンを起こした2020年の春でも
ちゃんと桜は咲いてくれました

花見客がいなくても季節がめぐれば
彼らは花を咲かせてくれました
しかも普段より長く咲き続けて私たちを励ましてくれました

星たちは知っています

お互いに関係しあって時期がすれば発芽します

私たちもまた様々なイベントを経験し
時期が来れば発芽して新しい時代に入ります

普段の暮らしに忙殺されがちな私たちですが
静寂の時間があれば小さな変化に気づくきっかけがもらえます

その静寂の時間と場所を暮らしにもつこと
日々の暮らしの中、あなたの家の中に
静かな場所をつくりましょう

テレビなんてそこにはいりません
タブレットやスマホもいりません

よりアナログに
より原始的に

香を焚いて
窓を開けて外の音に耳を澄ませまょう

世界はいつもあなたに語りかけています

素敵な週末をお過ごしください