Iimori C HOUSE

Agri-future

ーKey wordー

新築

木造

農業

土地との結びつき

水の流れ

七赤金性

Vision

先祖代々農業を営む一家は、昔ながらの古民家の二階に住んでいました。家族も増え手狭になったことから、新しい家を立てることになりました。仕事柄、土地との結びつきは他のどんな職業より強く濃いために、土地と家族のつながりから丹念に拾い上げました。過去から未来へ、毎年多種多様な生命のバトンをつないできた家族を応援する家です。

家族間の意識のつながり/仕事上の融通を利かす/地域と地域のつながりを保つ/住環境として内外のつながりのデザイン/人と人の交流

Narrative

氣の巡りが滞らないように、

家中流れ続けられるような動線を心がけました。

この扉はちょっとしたあそび心です。見ての通り階段へのショートカットのための隙間です。

子供達だけでなく大人もワクワクするような、そんな心くすぐる仕掛けです。

植物だってみんな同じに生えるわけでは有りません。時にぴょこっと右へ左へと葉っぱをはみ出していきます。

きっと建築も同じです。お行儀良くなくて全然いいと思います。

せめて自宅の中だけでも、自分らしく自由にはみ出したいものですね。

壁は全て塗装で仕上げています。

なので、クロスよりも格段自由に好きな色が入れられました。
もちろん塗装なので入隅に巾木などの目隠しがなく済むので、全体的にスッキリシンプルな装いです。

ここでは、優しい色味のピンクと、太陽を連想するサニーイエローを採用しています。

悲しいことがあったり、気持ちがぐっと落ち込むようなことがあってもピンクが心を包み込み、イエローがそっと元気付けてくれるでしょう。

特に七赤金性の方はカラフルな空間だと楽しげにイキイキと過ごせると思います。

風の抜け、陽の入り方を考える。
ただ空気が抜け、光を入ればいいわけではないのです。

風というからには、四緑木性を思わせるような穏やかで心地よいゆったりと暖簾が靡くくらいの風を入れたいし

陽の光というからには、新芽が芽吹く時くらいの程よく部屋の中の空気を温めくれるくらいに調整したいと思っています。

当然季節や太陽の運行に合わせて建築を動かすことは難しいので、開口部(窓)の設えに神経を尖らせて設計しています。

また、窓は外の景色を絵画として家の中に取り込むことも考えます。このまどおから見える景色はどうあるべきか。

ふと、肩の力を抜きたい時、お気に入りの椅子にかけた時に優しく包み込んでくれる空間

家族団欒もしっかりできるダイニングができました。