古い家の床はフローリング一枚で仕上げられているのが普通です。
そして建物を大切にされている方はしっかりと
シロアリ駆除を5年に一回はされています。
しかし、それが原因で床がブワブワになるなんて、、、
あるんです。
薬剤は結構な量を散布します。
床下に潜って、地面以外にも、床を支える構造材も
念には念を入れて散布されます。
もちろん床下はあまり風通しは良くありません。
薬剤は乾燥した木材に染み込んでシロアリ対策になるんですが
床下空気中の大量の水分も逃げ切れず
乾燥したフローリングの裏側から染み込んでいきます。
念のため気を利かせて
裏側にも丁寧に散布されている場合もあります。
フローリングの板は普通のベニア板と同じで
薄い層が重なってできているんですが
水を含むと、その層がペラペラと接着剤が剥がれてしまいます。
結果どうなるかというと
板の強度が弱くなってブワブワになります。
それが、床のブワブワになっているかもしれません。
良かれと思ってやっていたシロアリ駆除ですが
意外な劣化をもたらすこともあります。
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